クリケット練習法:『まずシングルを狙う練習』を真っ向から否定

ダーツ

今回は、ダーツ初心者の方に広まりがちな“あるアドバイス”を徹底的に否定していきます。

「クリケットナンバーの練習は、まずシングルを狙う練習から始めましょう!」

一見、正しそうに聞こえるこの言葉。

 

でも、これを信じて練習していると、むしろ上達が遠回りになります。

 

なぜなら、この理論は一見理にかなっていそうに見えて、 実践的でもなければ、再現性もなく、リターンも極めて薄いからです。

誰かが言ってたから、というだけで「正しそう」に見えてしまう情報。 特に、ちょっと上達した中級者が初心者に向けて語りがちなアドバイス──ぶっ壊す!!!!

 

これを読めば、「まずシングルを狙う練習」にどれだけリスクがあるか、 そして、もっと合理的な練習の方向性が見えてくるはずです。初心者っぽい見た目をしているあなたに、誰かがドヤ顔で語ってくるその理論。 全く聞かなくてOKです。

  

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「まずシングルを狙おう」理論が蔓延る理由

一理ある理論武装で困るよね。

まずはシングルを狙おう」という練習法、実はそこそこ広まっています。
しかも──いかにも正しそうに聞こえるからやっかいなんです💭

 

まずは、この理論がなぜこんなにも蔓延してしまったのかについて考えてみましょう。

 

最初にお伝えしておくと、僕はこの理論を広めている本人ではないので、真意まではわかりません。
ただ、いろいろな人の話を聞いていると、この考え方は大きく2つの根拠に基づいていることが多いようです。

  • トリプルを狙うのは難しいから
  • 3マーク出せばAフライトに届くから

 

──うん、たしかに一理ある。
だからこそ初心者ほど、余計に惑わされてしまうんですよね。

でも、この話。表面的な数字のトリックに過ぎないんです🌀

 

「まずシングルを狙う練習」が間違っている理由

Aフライトは、ダーツ人生の終着点ではない。

Aフライトは、上級者の入り口にすぎません。
本気で上を目指すなら、そこで満足している場合じゃないんです。

そして現実として、Aフライト以上のプレイヤーは全員トリプルを狙っています。
誰も「まずシングルを確実に…」なんてことは考えていません。

「通過点に全力を注ぐな。ゴールを見据えた練習を🔥」

 

 

どうしてトリプルを狙うべきなのか

 

理由1:ダーツは感覚を覚えるスポーツだから

トリプルの尻拭いの練習、いる?

シンプルに言います。シングルより、トリプルの方が点数は高い。

 

だったら、狙うべきはどっち? もう答えは明らかですよね。

 

実戦ではこういう場面がよくあります👇

  • 01で、ブルやトリプルを狙った後に、上がりやすい数字に修正するタイミング
  • クリケットでトリプルを何本か外して、シングルでカットするシーン

これ、全部トリプル狙いがベースにあって、そこからシングルに切り替える流れなんです。

つまり、トリプルを狙う感覚をベースにして、そこからシングルを修正で狙う。
それが自然な順番。むしろその過程で、シングルの練習も勝手にできちゃう✨

だから「まずシングル」は、まったく逆なんです。

  

理由2:的が小さいほど狙う練習になるから。

1ビットに泣く経験はみんなある。

ダーツはほんのちょっとのズレで点数がガラッと変わるスポーツです。

練習のときって、狙い通りに入らなかった時のほうが「なぜ入らなかったか」を振り返りますよね?
でも、シングルを狙っていると、なぜか振り返りをしません。

シングルは的が大きいから、たまたま入っても成功した気になってしまう。
結果、フォームの見直しチャンスを自分で潰してるんです。

「俺はシングルでもど真ん中を狙ってる!」っていう天邪鬼は置いといてください😌

確実に自分のズレと向き合いたいなら、まずはトリプルを狙いましょう。
的が小さいほど、自分の実力がハッキリ見えるんです。

 

理由3:プロテストにはトリプルが必須だから。

プロ目指していない人も、一旦聞いて。

このブログは、1年でプロテスト合格を目標にしている内容です。だからこそ、プロテストで絶対に必要なトリプルを確実に狙えるようになってほしいんです。

 

「俺はプロになりたいわけじゃないし…」

 

そんな声も聞こえてきそうですね。
でも、プロレベルの選手はみんなトリプルを狙って投げています。

 

たとえプロを目指していなくても、自分の可能性に蓋をせず、志は高く持って練習することが大切です!

 

このブログは、1年でプロテスト合格を目指す人のための内容です。
だからこそ──
『プロテストで必須の「トリプル」』は、確実に狙えるようになってほしいんです🔥

 

「いや、俺はプロ目指してないし…」そんな声も聞こえてきそうですね。

 

でもね──

プロレベルの選手は、みんなトリプルを狙って投げています。それが当たり前の世界なんです。

 

たとえプロにならなくても、自分の可能性に蓋をしないで。

志は高く持って、いまの自分を超える練習をしていきましょう💪

どんな練習をすれば良いのか 

🎯 あなたの可能性は無限大!

もちろん結論としては、トリプルを狙う練習です。
トリプルを投げる感覚とシングルを狙う感覚、どちらが本当に必要かは、もう言うまでもありませんよね。

もちろん、どうしてもシングルを狙う練習がしたいなら、それでも構いません。
練習をしないよりは絶対に良いですし、楽しく続けられるならそれもひとつの正解です。

でも──
「今よりちょっとでも上手くなりたい!」
そう思うあなたには、ぜひトリプルを狙う練習をおすすめします🔥

 

まとめ

 

本日は、初心者がとりあえずこれをやっておけば間違いない!という練習方法してきました。

「まずシングルを狙う」──その遠回り、今ここで終わりにしましょう。
狙うべきは、最初からずっとトリプルです。
それが、うまくなる人の選択です🔥

 

次に見てほしいページはこちら👇
👉「家投げと外投げは何が違うのか
続けてご覧ください!

超余談

超希望的観測って、なんかロマンがありますよね。
数字上は可能だけど、現実的には…ってやつ。サッカーW杯の決勝トーナメント進出条件なんかが典型で、
「3点差勝利が絶対条件、なおかつ別の試合が引き分けなら」みたいなアレ。
──いや、そんな都合よくいくわけないでしょ!って話です。

 

で、これ、ダーツでも同じようなことがあるなって思うんです。

たとえば相手が32残り、自分は357残り。そこから逆転を狙う。
数字上は可能だけど、現実的にはかなり厳しい。というか逆にできたらすごい。

 

Aフライトが目標だからって、シングルを外さなければ大丈夫という考え方と非常に似ている気がします。

 

ひたすらシングルだけを狙い続けるような“安全策”のプレイは、一見リスクを避けてるようで、
外した瞬間に終わる、むしろハイリスクな選択肢なんですよね。

「外せないシングル」だけを狙い続けても、行けたところでAフライト。全くリスクとリターンが釣り合ってない。格下相手に負けない試合をしてるだけではFIFAランクは上がらないという感じでしょうか。

 

だからこそ、今の実力を突破するためには、トリプルを狙う。
その判断は、もはや“チャレンジ”じゃなく、“現実的な最適解”なんです。

 

以上ありがとうございました。

さば

大学院在学中にダーツに目覚め、ダーツ歴一年未満でプロテストを合格。

プロ招待制の大会などで上位入賞の経歴あり。

その経験より「誰でも1年でダーツプロになる方法」をテーマに発信活動に従事。

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