今回は、新卒の研修で聞かれた「内定を決めた理由」をきっかけに、こがねのこれまでのキャリアを深掘りしてみました。20代での異業種への転職や、「条件」ではなく「直感と人」を信じるキャリアの選び方など、転職活動中の方や今後の働き方に悩んでいる方のヒントになるかもしれません。ぜひポッドキャストの音声とあわせてお楽しみください!
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オープニング:新卒研修から振り返る私たちのキャリア

東京の隅っこにあるお家スタジオからお届けしている「おうちでラジオしよう」。今回は、最近会社の研修であった質問コーナーをきっかけに、私たち自身のキャリアについて振り返ってみました。転職する際の「軸」や、内定を決めた理由など、お互いの性格や人柄がよく表れるトークになっています。
さば「簡単に自己紹介をすると、転職して現在2社目のさばです」
こがね「3社目のこがねです。会社でこれまでのキャリアを聞かれたので、せっかくだからラジオでも掘り下げて話してみたら面白いかなと思って!」
理想と現実のギャップ。1年で決断した福祉業界からの卒業

もともと福祉系の専門学校に通っていたこがねですが、学生時代の自習の段階から「自分には向いていないかも」と感じていました。しかし、合同企業説明会で出会った人事担当者にとても気に入られ、そのまま老人ホームに就職することに。いざ働き始めると、夜勤を含むハードなシフト制や、若くしてリーダーになり疲弊していく先輩たちの姿を目の当たりにします。「一番体力のある20代をここで過ごしたくない」と強く感じた彼女は、わずか1年で退職を決意しました。
さば「夜勤って具体的にどんなスケジュールだったの?」
こがね「朝晩、日勤、遅番、夜勤の4シフトあって、夜勤は夜6時から朝9時まで。実質休む時間もなくて、基本的に1人で20人のおじいちゃんおばあちゃんを見るようなハードモードだったんだよね……」
パソコン未経験からIT業界の事務職へ!手取り5万アップの裏側

「自分でお金を稼ぐスキルを身につけたい」と営業職を目指して転職活動を始めたこがねでしたが、面接を受けたIT・Web系の会社で事務職を打診されます。パソコンに触れたこともない未経験の状態でしたが、職場の雰囲気が良かったため入社を決意。総務から経理、人事まで幅広い業務を経験し、1年半で月の手取りが5万円アップするという嬉しい出来事もありました。しかし、IT業界特有の「部署の解体や異動」を何度も経験することになります。
こがね「同期の中途入社が十何人いる中で、完全な事務職は私だけ。全く違う畑だったけど、ひとつの会社みたいな組織の中でいろんなジャンルを浅く広く経験させてもらえたのは良かったな」
さば「福祉からITって全然違う世界だもんね。でも給与がそれだけ上がったのはすごい!」
評価されない焦燥感。そして「会社のビジョン」に共感した運命の転職

その後、経営管理やエンジニアの工数管理などの業務を担当し、一番長く働いた部署に落ち着きます。しかし、事業譲渡のような形で3人分の仕事を1人で抱えることになり、社内のトップダウンな体質にも限界を感じ始めます。「このままこれを続けて、私はどうなっていくんだろう」という何も残せていない焦燥感から再び転職活動を開始。そして出会ったのが現在の会社です。事業内容ではなく、企業の持つビジョンに強く共感し、「昔の自分を救えると思った」という熱い想いで面接に挑みました。
さば「こがねさんの転職活動を横で見てたけど、『この会社に入れるんだったら何の職種でもいいわ!』って言ってたじゃん」
こがね「そう!4つのポジションに応募して3つは書類で落ちたんだけど、1つだけ選ばれて。本当に『入りたいです』っていう気持ちを長文で書いて面接に持っていったの」
転職の軸は「好き嫌い」?直感を信じて突き進むキャリア論

振り返ってみると、こがねの転職の軸は給与や職種ではなく、一貫して「人の雰囲気」や「会社のビジョン」でした。周りが条件面を気にして転職をためらう中、自分の直感や「この会社が好きかどうか」を最優先にしてきたからこそ、現在は人に恵まれ、やりがいを持って働けています。論理よりも感情と直感を信じる、彼女らしいキャリアの選び方です。
さば「職種関係なく、ただの会社の好き嫌いだけで判断してきてるの面白いよね。M-1の審査員をしてる時の上沼恵美子さんくらい『好き嫌い』で決めてる」
こがね「本当にそう!(笑)でも、会社のビジョンやバリューに共感できないと長く続かないって、今の会社に来て心から思ったんだよね」
コンビニバイトで培った心理戦と、今も消えない福祉への想い

話題は変わり、学生時代のコンビニバイトの思い出へ。こがねは当時から、お客さんが古い商品を避ける心理や「右利きの人は無意識にこちらを取る」といった行動パターンを読み、あえて商品を戦略的に配置するという心理戦を楽しんでいました。
また、さばが中学生の職場体験で感じた「福祉現場の重い空気感」についての話題から、こがねの福祉への想いも語られました。嘔吐恐怖症のため現場を離れることになりましたが、決して福祉が嫌いになったわけではなく、今でもボランティアに行きたいと思うほど思い入れのある分野だと語っています。
こがね「お客さんが奥から商品を取るのをわかってるから、あえて裏をかいて配置を変えたりしてたの。右利きの人の無意識の行動を読んでみたりとか」
さば「それ、完全に頭脳戦じゃん(笑)。なんかそういう人間観察みたいなところが好きなんだろうね」
次回放送のお知らせ

本日も最後までお聴きいただき、そしてブログをお読みいただきありがとうございました! 「おうちでラジオしよう」は、毎週月曜日の18時03分に最新エピソードを更新しています。番組の感想や「こんなテーマで話してほしい」といったリクエストもどしどしお待ちしております。それでは皆様、よい1週間を!
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Appendix
ポッドキャスト内で登場した用語や固有名詞の解説です。
- 合説(ごうせつ): 合同企業説明会の略。就職活動において、ひとつの会場に複数の企業が集まり、求職者に対して説明会を行うイベントのこと。
- 4シフト: 介護・福祉施設などでよく見られる勤務形態。早番・日勤・遅番・夜勤の4つの時間帯を交代で担当する。
- 上沼恵美子: 関西を代表するタレント。漫才コンクール「M-1グランプリ」の審査員を務めた際、自身の好みをストレートに評価に反映させる愛情深い審査スタイルが話題になった。
- 見切り品: 賞味期限や消費期限が近づき、本来の価格から値引きされて販売される商品のこと。

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