こんにちは!東京の隅っこにあるおうちスタジオからお届けしている『おうちでラジオしよう』。甘い醤油で育った「さば」と、普通の醤油で育った「こがね」がお送りします。
今回のポッドキャストでは、九州と関東の食文化の違いから、少しディープなお互いの「幼少期の家庭環境」の話まで、幅広く語り合いました。クスッと笑える日常の裏に隠された、二人の人間性が垣間見えるエピソードになっています。ぜひポッドキャスト本編も聴いてみてくださいね!
[👉 ポッドキャストの視聴はこちらから(Spotify / Apple Podcast / YouTube / Amazon music)]
九州の「甘い醤油」と揖保乃糸の最高級そうめん

話題は、友人の「ゆうくん」の家にお邪魔して一緒にそうめんを食べたときのエピソードから。持ち込んだのは高級そうめん「揖保乃糸」の最上級ランクである「三神(さんしん)」。そこで浮上したのが、九州の甘い醤油・めんつゆ問題です。
さば「関東から見て福岡の醤油を『甘い』っていうことはあるけど、こっちから見たら関東の醤油が『甘くない』んだよね。マイノリティなのはわかってるけど、そっちが合わせてくれないと!」
こがね「普通の醤油で育った身からすると、どろっと甘いめんつゆでそうめんを食べるのは不思議な感覚だったよ。でもオクラとかのネバネバ系にはすごく合ってた!」
くばらのつゆ(九州でおなじみのメーカー)に、オクラや錦糸卵、きゅうりなどをトッピングして食べるそうめんは絶品。味覚の違いから育った環境の違いが見えてくる、面白い食卓の風景でした。
福岡のソウルフード「天麩羅処ひらお」の魅力

九州の食といえば、福岡の超有名店「天麩羅処ひらお」の話も外せません。大根おろしがたっぷり入った甘さ控えめのつゆで食べる、揚げたての天ぷら。
さば「ひらおの天ぷら食ったらさ、もう世の中の他の天ぷら屋さんに行かなくていいなってなっちゃうよね。あんなに美味しくて安いのに、高級店みたいな出し方してくれるし」
こがね「揚げたてを1個ずつポンって出してくれるスタイル、銀座のランチで食べる高級天ぷらと変わらないよね!」
あまりの人気にいつも大行列ですが、福岡県民だけでなく観光客にも愛される理由がわかります。
やっちゃいけないことを全部やる!?友人の子育てから学ぶこと

U君の子どもと一緒にご飯を食べた時のこと。醤油に手を突っ込んだり、食べ物をこぼしたりと、まさに「やっちゃいけないことを全部やる」年齢の真っ盛りでした。
さば「大人が3人がかりで動いて拭いて……本当に子育てって大変だなと思ったよ。でも、生まれた時からずっと成長を見てるから、何やっても可愛くてしょうがないんだよね」
こがね「血が繋がっていなくても、一緒に成長を見守れる関係ってすごく素敵だよね」
子どもの無邪気さに振り回されつつも、親の苦労と周囲の温かい目線について考えさせられる時間でした。
パチンコ好きの母と鍵っ子だった「こがね」の幼少期

ここから話題は、二人の「幼少期の家庭環境」という少しディープなテーマへ。まずは、一人っ子であるこがねの生い立ちから。
こがね「うちは親が40歳の時の子どもで、お父さんは週6で仕事、お母さんは毎日パチンコ。私は首から鍵をぶら下げた、ずっと一人ぼっちの鍵っ子だったの」
さば「知れば知るほど、こがねは一人っ子の要素しかない育てられ方してるよね(笑)」
親が毎日パチンコに行くというと驚かれますが、家事も料理も完璧にこなした上で、自分のお金で遊んでいたとのこと。家族みんながバラバラの方向を向いていても、お互いにいい距離感とバランスで成り立っていたという、こがねならではの「家族の形」が語られました。
家族の崩壊と「さば」の過干渉な母との確執

一方、さばの家庭環境はかなりハード。中学生の時に家族で東京へ引っ越して以来、母親の精神状態が不安定になり、家族はバラバラに。さらに母親は「自分の気持ちが一番優先」という性格でした。
さば「中学生の時、SEKAI NO OWARIのCDを持って遊びに来てくれた女友達が挨拶したのに、母親が睨みつけて無視したんだよ。大人が挨拶を返さないって恥ずかしくないの!?って、あれは本当に許せなかった」
こがね「えー!それは……親としてはなかなかパンチが効いてる対応だね……」
自分の気持ちを守るために平気で嘘をついたり、子離れができなかったりする母親に対し、さばは高校生の頃「本気で親が嫌い」だと思っていたそうです。
恩師の粋な計らいと、親を「反面教師」にして生きるという救い

そんなさばの中学時代、塾の英語の先生だけは家庭の異常さに気づいてくれていました。毎日塾に電話をかけてくる母親からさばを守るため、わざと大量の宿題を出して夜10時まで塾に引き留め、勉強に集中できる環境を作ってくれていたのです。
さば「俺は自分が親に似るのが本気で怖かったんだけど、『親の嫌な部分に気づける人格に育ったんだから、親の子育ては成功している。自信を持って反面教師にしろ』っていう言葉にすごく救われたんだ」
こがね「なるほどね。自分の中で『親とは違う』って決意できたことで、前を向けるようになったんだね」
親の背中を追うだけでなく、親を反面教師にすることで見えてくる「自分らしい生き方」。二人の赤裸々な過去と、そこから得た教訓は、聴く人の心にもきっと何かを残してくれるはずです。
エンディングでお話ししているお知らせ

いつも『おうちでラジオしよう』をお聴きいただきありがとうございます!
番組の感想は、X(旧Twitter)にてハッシュタグ #おうちでラジオしよう をつけてぜひポストしてください。パーソナリティのアカウント(@sabakogane)のフォローもお待ちしています!
【配信スケジュール】 毎週月曜日 18時03分に最新エピソードを更新中!
[👉 ポッドキャストの視聴はこちらから(Spotify / Apple Podcast / YouTube / Amazon music)]
それでは、また来週お会いしましょう!良い1週間を!
Appendix(用語解説)
- 揖保乃糸 三神(さんしん) 兵庫県の手延べそうめん「揖保乃糸」の中でも、ごく限られた熟練の生産者しか作ることができない最高級ランク。まるで白髪のように細く、滑らかな舌触りが特徴。
- くばらのつゆ 福岡県に本社を置く「久原醤油」などが製造するつゆ。九州特有の甘みとあごだし(トビウオ)などの旨味が強く、そうめんや料理に幅広く使われる。
- 天麩羅処ひらお 福岡県民のソウルフードとも言える大人気の天ぷら定食専門店。お手頃な価格でありながら、揚げたての天ぷらを1品ずつ席まで運んでくれるスタイルが特徴。
- SEKAI NO OWARI 日本の4人組バンド。さばの同級生がCDを持ってきた当時は、おそらくデビュー直後のインディーズ〜メジャー初期頃。
- 岡田さん 文脈から、YouTube等で人生相談や評論を行っている岡田斗司夫氏などのアドバイスと推測されます。「親を反面教師にできる時点で子育ては成功している」という独自の視点がさばの心を救いました。

コメント