ゲームマーケットでボードゲームを販売するなら、通販サイトも用意しておくべきなのでしょうか。
私たち「あおときばこ」では、BOOTHとWordPressを活用してオンライン販売の仕組みを作りました。しかし、実際にBOOTHで購入してくれた人は累計3人程度。通販が大きな売上につながったわけではありません。
それでも、会場に来られない人や、売れ残った在庫に対応するための選択肢にはなりました。
今回は、オンライン販売を始めた理由や実際の販売方法、利用してみて感じたことを紹介します。
ボードゲーム制作の企画から販売までの全工程は、「未経験から、ゲムマ出展までの軌跡と裏側(全12回まとめ)」でも紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。
ゲームマーケット販売中心でもオンライン販売を用意するメリット

通販を用意する一番のメリットは、ゲームマーケットで売れ残った在庫を販売するためでしょう。
個人作成のボードゲームの売れ残りは、純粋に自宅の圧迫を意味します。それは家賃を失うこととテンションのダウンを意味します。
私たちはそれでも、イベントで売り切れるように販売することを重視していました。ただ、在庫が残った場合、次のイベントまで販売の機会がないのはもったいないと感じます。
また、ゲームマーケットに来られない人にも、作品を購入してもらえる経路があれば便利です。
そこで、イベント以外でも購入できるように、オンライン販売の仕組みを用意することにしました。
BOOTHを選んだ理由

オンライン販売にはBOOTHを利用するのが一般的です。同人作品をオンライン販売するならBOOTHを利用するのが一般的です。
しかし、私たちにはもう一つたくらみがありました。オンラインショップを用意しておけば、作品を見つけた人に活動の実態を伝えられるのではないか、信頼につながるのではないか、と考えていました。
(ショップがあることで購入者の信頼につながったのかは、実際には分かりません。笑)
BOOTHとWordPressをどう使い分けたのか

オンライン販売では、BOOTHだけでなく、自分たちのWordPressサイトも活用していました。
WordPressからBOOTHの商品ページへリンクを
WordPressでは作品を紹介し、購入先としてBOOTHの商品ページへリンクしていました。
自分たちのサイトから作品を知ってもらい、そのまま購入ページへ進めるようにしていたわけです。
Googleフォームによる直接注文も用意
BOOTHを経由せず、WordPress側から直接注文を受ける方法も用意していました。
Googleフォームで注文を受け付け、銀行振込などで支払ってもらう仕組みです。
2つの販売方法を用意していましたが、実際に運用していて特に不便は感じませんでした。必ずしも販売先を一つに絞る必要はないと感じています。
通販の価格と告知はどう考えたのか

通販では、ゲームマーケットでの販売価格にサービス利用料などを考慮して、価格を上乗せしていました。
オンライン販売でも赤字にならないようにするためです。
一方、告知では会場販売と通販を使い分けていました。ゲームマーケットの会場に来られる人には会場での購入を勧め、会場から遠い人などには通販でも購入できることを伝えていました。
私たちにとって、あくまで中心はゲームマーケットでの対面販売でした。
BOOTHで実際にどれくらい売れたのか

BOOTHでは、次の3作品を販売していました。
- マトリョーシカポーカー
- 王様レストラン
- Tell align
しかし、購入者は累計で3人ほどでした。
率直に言えば、通販はほとんど利用されなかったというのが実感です。
商品を掲載するだけでは売れなかった
通販で購入につながったきっかけは、主にXでの発信でした。
作品について「買いました」「買いたいです」といった反応をもらったり、購入後に報告をいただいたりすることもありました。
一方で、BOOTHに商品を並べておくだけで自然と売れるわけではありませんでした。
オンライン販売の仕組みを用意することと、実際に購入してもらうことは別の問題だったと感じています。
結局、自作ボードゲームに通販は必要なのか

私たちの経験から言えば、ゲームマーケットでの販売を中心にするなら、通販は必須ではないと考えています。
実際、BOOTHでの購入者は累計3人ほどで、売上の中心にはなりませんでした。
ただし、これはあくまで私たちの場合です。
イベントに来られない人にも作品を届けたい場合や、売れ残った在庫を販売したい場合には、通販を用意する意味があります。
大切なのは、通販サイトを作ること自体を目的にしないことです。自分たちがどのように作品を販売したいのかを考え、その目的に合った方法を選ぶのがよいと思います。
私たちが大切にしたかったのは、対面販売の楽しさ

私たちがゲームマーケットでの販売を重視していたのは、単に利益を出すためだけではありません。
目の前のお客さんに自分たちのゲームを買ってもらえることに、大きな喜びを感じていたからです。
ボードゲーム制作を通じて得られる経験や楽しさも、私たちにとって大切なものでした。
オンライン販売は、その活動を補うための選択肢の一つです。必ず用意しなければならないものではありません。
自分たちに合った販売方法を選ぶこと。それが、無理なく活動を続けていくために大切なのだと思います。
まとめ:オンライン販売は目的に合わせて用意する

今回は、BOOTHとWordPressを活用したオンライン販売の仕組みと、実際の販売結果を紹介しました。
私たちの場合、通販は大きな売上にはつながりませんでしたが、イベントに来られない人にも作品を届けるための選択肢にはなりました。
必ずしも通販を用意する必要はありません。自分たちがどのように作品を販売したいのかを考え、それに合った方法を選ぶことが大切だと思います。
さて、オンライン販売の準備も整い、いよいよゲームマーケット本番が近づいてきました。
次回、第9回では「ゲームマーケット直前の準備」をテーマに、在庫やメンタルの管理、そしてドン・キホーテの陳列から学んだブースづくりの考え方を紹介します。
当日を迎えるまでに、私たちが何を考え、どのような準備を進めたのか。ぜひ次回もご覧ください。






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