プロテストに合格するのは、実は誰にでも可能です。でも「敵が見えない状態」では戦えません。だからこそ、このページで女性のプロテストの全体像を解説します。
この記事では、2026年の公式情報をもとに、女性のプロテスト(JAPAN LADIES・PERFECT女子)の内容・費用・申し込み方法をまとめます。
💡 本ページは女性向けです。男性の方はこちらの解説ページをご覧ください。
この記事でわかること
- JAPAN LADIESとPERFECT女子のプロテストの違い(2026年の最新情報)
- 実技・筆記の内容と合格基準
- 受験料と合格後の登録費の総額
- 申し込み方法と2026年の日程
- 女性ならではの不安と、どれを受けるべきか
1. 女性のダーツのプロテストとは?

日本のソフトダーツには、DARTSLIVEが運営する「JAPAN」と、PHOENIXが運営する「PERFECT」という2つのプロ団体があります。女性の場合、受けるのは次のどちらかです。
- JAPAN LADIES:JAPANの女性限定ツアー(戸籍上女性であること)
- PERFECT(女子):PERFECTの女子のプロテスト
JAPANは性別を問わないツアーなので、女性が男性と同じJAPANのプロテストを受けることも規程上はできます。ただ、実際には女性はレディースを受けるのが業界の普通です。男性と同じ基準で挑戦する女性選手はごく一部なので、基本的にはレディースを選べば大丈夫です。
団体ごとにマシンが違うので、レーティングの計算方法も違います。受ける前に、自分のレーティングがどのくらいの位置なのかを知っておくと安心です。
2. 【比較表】女性のプロテスト内容(2026年)

| 項目 | JAPAN LADIES | PERFECT(女子) |
|---|---|---|
| 運営・マシン | DARTSLIVE系 | PHOENIX系 |
| 受験資格 | テスト受験日に満16歳以上・戸籍上女性 | テスト受験日に満17歳以上(高校生はツアー参戦不可)。申請フォーム+顔写真付き本人確認書類で一次審査 |
| 実技① | SHOOT OUT:4,500点以上 | 501(マスターアウト・ブルファット):8スロー(24ダーツ)以内でフィニッシュ。5レグ中1レグクリアで合格 |
| 実技② | 501(Open In/Master Out):6ラウンド以内のフィニッシュを2回 | ― |
| 実技③ | CRICKET COUNT UP:スタッツ3.5以上を2回 | ― |
| 筆記 | プロ規程から出題(Webで受験可能) | ダーツの基礎知識(100点満点中70点以上、最長90分)+作文 |
| 受験料 | 実技はプレイ代のみ。店舗で筆記を受ける場合は3,000円 | 10,000円(実技・筆記込み。片方だけ再受験は5,000円) |
| 受験場所・日程 | 認定店舗で個人予約。都合が合えば年中いつでも | 指定の会場・日程で集団受験(2026年は全国で約20回) |
| 合格後の登録費 | 30,000円+選手会費700円+送料(毎年更新・有効期限は3月末) | 年会費30,000円(全大会に出場可)または登録費10,000円(4大会まで) |
※PERFECTの女子の実技は、女子の試合フォーマット変更に伴い2023年12月に内容が変わっています。
※PERFECTの登録費は、10,000円ごとに4大会まで出場できます(最大12大会まで)。試合にほとんど出ない人でも、登録費を払えば翌年もプロ資格を更新できます。
※PERFECTの公式サイトには、女性が男子の実技(ダブルアウト)で受験できるかどうかの記載はありません。気になる方は公式のお問い合わせフォームで確認してください。
※男性と同じJAPANを受ける場合の基準は、男性編で解説しています。
※16〜19歳はJAPANの登録・更新費が無料です(ライセンスカード・ワッペン代4,000円+選手会費700円+送料のみ)。
※内容や料金は変わることがあります。受験前に必ず公式サイトで確認してください。
- JAPAN:プロ登録/更新(https://japanprodarts.jp/license.php)
- PERFECT:プロテスト(https://www.prodarts.jp/protest/)
3. 実技テストの種目をかんたんに解説

どんなゲームなのかを、団体ごとにざっくり紹介します。
JAPAN LADIESの実技(3種目)
- SHOOT OUT:決められた投数で得点を稼ぐゲーム。4,500点以上で合格です。
- 501:501点からぴったり0にするゼロワン。最後はダブルかトリプルで上がる「マスターアウト」です。6ラウンド以内のフィニッシュを2回成功させます。
- CRICKET COUNT UP:クリケットのナンバーを狙って点を稼ぐゲーム。スタッツ3.5以上を2回出せば合格です。
PERFECT女子の実技(1種目)
- 501:マスターアウト・ブルファットの501。5レグ中、1レグでも8スロー(24ダーツ)以内に上がれば合格です。
種目ごとのコツより大事なこと
種目ごとの特別なコツはありません。どの種目も、結局は「狙ったところに、狙ったように投げられるか」で決まります。そのために一番大事なのが、毎回同じように投げられるフォームの「再現性」です。
4. 受験にかかる費用の総額

| JAPAN LADIES | PERFECT(女子) | |
|---|---|---|
| 受験 | プレイ代+店舗で筆記を受けるなら3,000円 | 10,000円(再受験は5,000円) |
| 合格後の登録 | 30,000円+選手会費700円+送料(毎年) | 年会費30,000円(全大会)または登録費10,000円(4大会まで) |
JAPAN LADIESは、何回で合格できるかによって受験料が変わります。数回で合格できればPERFECTより安く済みます。ちなみに男性のJAPANを受けた筆者は、実技の受験料が全部で1,300円でした。PERFECTは受験料が10,000円で決まっているので、予算を立てやすいのが特徴です。
合格後も、PERFECTは「たくさん試合に出る人は年会費30,000円」「たまに出る人は登録費10,000円」と選べるのがポイントです。なお、どちらも大会ごとの参加費は別にかかります。
5. 申し込み方法と2026年の日程

JAPAN LADIESの場合
DARTSLIVEのJAPAN認定店舗に、プロテストを受けたいと予約します。都合が合えば、年中いつでも受験できます。実技に合格したら、筆記試験(Web受験が可能)に進みます。
PERFECTの場合
公式サイトの申請フォームから申し込み、一次審査(本人確認書類)を受けます。一次審査の合格通知メールが届いたら、期日までに受験料を振り込み、指定の日時・会場で受験します。
2026年は、1月の東京・福岡から12月の沖縄まで、全国で約20回開催されています(例:3/28東京、7/5大阪、8/2名古屋、10/3東京、12/5沖縄など)。最新の日程は公式サイトで確認してください。
6. 女性ならではの不安と、その答え

「周りが男性ばかりで、受験するのが不安」
JAPAN LADIESは、いつも通っている慣れたお店で受験できます。知らない人に囲まれるのが不安なら、まずは顔なじみのお店で相談してみるのがおすすめです。集団受験のPERFECTは、会場の雰囲気が合うかどうかで選びましょう。
「力がなくても合格できる?」
ソフトダーツは力の強さを競う競技ではありません。大事なのは、毎回同じように投げられる「再現性」です。
「男性と同じJAPANを受けた方がいい?」
受けなくて大丈夫です。女性はJAPAN LADIESを受けるのが業界の普通です。男性と同じ基準で挑戦したい特別な理由がなければ、レディースを選びましょう。
7. あなたに合うのはどっち?チェックリスト

| チェック項目 | JAPAN LADIES向きの人 | PERFECT向きの人 |
|---|---|---|
| 費用 | 数回で合格できる自信があり、プレイ代だけに抑えたい人 | 受験料を10,000円で確定させたい人 |
| 受験時期 | 今すぐ、自分のタイミングで受けたい人 | 日程が決まっている方が頑張れる人 |
| 雰囲気 | いつものお店でリラックスして投げたい人 | ほかの受験者がいる緊張感で燃える人 |
| 実技の難易度 | 3種目あるので少し高め | 1種目なので少し低め |
| 筆記の難易度 | Web受験で低め | 作文があり高め |
自分が無理なく続けられそうな方を選んでみてください。
8. よくある質問

Q. 女性でも男性と同じJAPANのプロテストを受けられますか?
規程上は受けられます。JAPANは性別を問わないツアーだからです。ただ、女性はJAPAN LADIESを受けるのが業界の普通なので、基本的にはレディースを選べば大丈夫です。
Q. PERFECTで、女性が男子の実技を受けることはできますか?
PERFECTの公式サイトには記載がありません。気になる方は、公式のお問い合わせフォームで確認してください。
Q. 何歳から受けられますか?
JAPAN LADIESはテスト受験日に満16歳以上、PERFECTは満17歳以上です(PERFECTは高校生はツアーに参戦できません)。
Q. 必要なレーティングはどれくらい?
JAPAN LADIESは男性のJAPANより基準が低く設定されています。PERFECTは1レグ取れれば合格なので、低めのレーティングで合格する人もいます。どちらも、実力と同じくらい本番のメンタルが大事です。どちらが自分に合うかは、上のチェックリストで確認してください。
レーティングの見方と、プロを目指すならどこを目標にすべきかは、こちらで詳しく解説しています。
Q. 難しいのはどっち?
人によります。得意・不得意や受験の雰囲気との相性で感じ方は変わるので、チェックリストを参考にしてください。
Q. 落ちたらどうなりますか?
もう一度受けられます。受験料を払えば何度でも再挑戦できるので、落ちても気にせず受けてください。
Q. 合格したら必ずプロ登録しないといけませんか?
必須ではありません。プロとして試合に出たい人だけ登録すればOKです。JAPAN LADIESの登録費は30,000円+選手会費700円+送料で毎年更新、PERFECTは年会費30,000円か登録費10,000円です。
9. まとめ

このページでは「まず敵を知る」ために、女性のプロテストの全体像を解説してきました。
- 女性が受けるのは、基本的にJAPAN LADIESかPERFECT女子のどちらか
- JAPAN LADIESは認定店舗でいつでも受験でき、実技はプレイ代のみ
- PERFECTは指定日の集団受験で、受験料は10,000円
- どれも、合格後にプロとして試合に出るには登録が必要(登録しないのも自由)
正直に言うと、プロテストはそこまで難しいものではありません。正しい情報をもとにちゃんと準備すれば、あなたなら普通に合格できます。本番はこれからです。
テストの全体像がわかったら、次は「合格までに何を、どの順番で練習するか」です。家投げだけで1年で合格した筆者の練習の流れを、ロードマップにまとめています。





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